むずむず脚症候群の原因と対策(実体験)

8月 30, 2022

長年にわたり、むずむず脚症候群と戦ってきたことで、少しずつ対策ができるようになった気がします。
同じ悩みを持たれている方の参考に少しでもなればと思います。

むずむず脚症候群とは

むずむず脚症候群とはレストレスレッグス症候群(旧:むずむず脚症候群)と呼ばれ、夕方~夜にかけて足の皮膚の内側あたりが「むずむずする」「かゆい」「チクチクする」などと言った現象に襲われる症状です。静かにしているときや寝ているときなどに発症します。
症状のタイミングや内容に関しては個人差がありますが、個人的には夜に発症すると眠れなくなることが最大の問題です。

むずむず脚症候群の原因(一般)

一般的な原因はあまりわかっていないことが多いですが、ざっとまとめると以下のような感じです。

・鉄分不足
・慢性腎不全
・ドーパミン機能障害
・カフェイン、アルコール、たばこ

重度の方は薬物治療などもあるらしいので、お医者さんに相談してください。

むずむず脚症候群の予防策(一般)

上記の原因から、「鉄分の補給」「食生活の改善」「運動やストレッチの実施」などが推奨されています。



むずむず脚症候群の原因(実体験)

私は20歳のときにむずむず脚症候群を発症しました。当時は今ほどむずむず脚症候群は知られていませんでした(今もあまり知られていませんが)。
内科、皮膚科、精神科と相談しましたが、どこでも笑われて終わったので、認知度の低い症状ということがわかります。

私の場合は、夜寝るときに発症し、足がむずむずしてしまい全く眠れなくなります。何日も続くと重度の睡眠障害になってしまいます。

原因がわからず、ずっと過ごしてきましたが、子育てをする中で一つの気付きと仮説に行きつきました。

むずむず脚症候群の原因に対する気付き

・子供を寝かしつけるとき、子供が眠い時、手足が温かくなります。恥ずかしながら、子育てをしたときにはじめて知った知識でした。
・お風呂に子供を入れると、温度差により皮膚の弱い子は痒がることが多くありました。

ふとした思い付きですが、この2点からむずむず脚症候群に対する個人的な仮説を立ててみました。

むずむず脚症候群の個人的な仮説

むずむず脚症候群を発症してしまう根本的な原因はあまりわかっていませんが、単純な個人差であるとして、むずむず脚症候群の発症のトリガーになっているのは、体温の変化ではないかと思っています。
夕方になって、足に血流が集まるようになったり、夜寝るときに足があったまることで、むずむず脚症候群が発症するのでは?と。

むずむず脚症候群の予防と発症時の対応(実体験)

あくまでも個人的な意見による対策のため、参考程度にしてください。

■ むずむず脚症候群の予防法

・寝つきの良い生活習慣
早寝早起きを心がけましょう。布団に入ってすぐ寝てしまい、深い眠りにつくことができれば、「あ、むずむずしそう」という状況になることもありません。

・ストレッチ
下半身中心でもいいので、毎日ストレッチをするようになると改善傾向がみられました。恐らく血行の上がり下がりが少なったのだと思います。

・就寝用靴下を寝る前から履いておく
寝るときに足が温まることで、むずむずしてしまうのであれば、寝る前から足を温めてしまっておくことで、発症を抑えるという考え方です。就寝時用のゆったりとした靴下がおすすめです。
ですが、事前に足を温めている段階で発症してしまう場合は、やめておきましょう。

・慢性疲労とストレス
個人的な意見ですが、疲れが溜まっていたり、ストレスが溜まっているときは発症率が高い気がします。
発症率が高くなってきたら、しっかり休みましょう。

・足を高い位置におく
足に溜まった血液を減らすことで、足が温まらず、予防効果を発揮します。


■ むずむず脚症候群が発症したときの対応

・冷やす
血行を落とすために冷やすことで、発症した症状の改善ができます。
ただ、急速に冷やすと、刺激が強すぎて悪化する場合もありますので、少しひんやりした床などで冷やしてください。

・足を高い位置におく
予防方法と同じですが、血行を落とすことができます。クッションなどを使用し、足を上げるとラクになり、そのまま寝ることができます。

個人的には発症してしまったときは、

 5分程度少し冷たい床で冷やし、落ち着いたら、足を上げて寝る。

で、対応できています。同じお悩みの方は参考にしてみてください。

健康

Posted by narinarima